海の日は、7月にある夏の祝日としてよく知られています。
ただ、「海の日っていつから祝日になったの?」「なぜできたの?」「誰が作ったの?」と聞かれると、意外とすぐに答えられない人も多いのではないでしょうか。
海の日は、もともと7月20日に固定されていた祝日でした。現在はハッピーマンデー制度によって、7月の第3月曜日になっています。
この記事では、海の日がいつから始まったのか、なぜ祝日になったのか、由来となった出来事や制定までの流れを、初めて調べる人にもわかりやすく紹介します。
子どもに説明したいときや、学校の宿題、季節の話題として知っておきたいときにも参考にしてください。
海の日はいつから始まった?まずは結論をわかりやすく解説

海の日について調べると、「7月20日」「7月の第3月曜日」「海の記念日」など、いくつかの言葉が出てきます。
どれも海の日に関係する言葉ですが、それぞれ意味が少し違います。そのため、まずは結論から整理しておくと、全体の流れがつかみやすくなります。
海の日のポイント
- 海の日が国民の祝日になったのは1996年
- 最初は7月20日に固定されていた
- 現在は7月の第3月曜日
- もとは「海の記念日」が由来
「いつから?」という疑問には、まず1996年から国民の祝日になったと覚えておくとわかりやすいです。
ただし、海の日のもとになった「海の記念日」はそれより前からありました。つまり、海の日は突然できた祝日ではなく、以前からあった記念日が国民の祝日になったものです。
海の日が国民の祝日になったのは1996年
海の日が国民の祝日になったのは、1996年です。
1995年に国民の祝日に関する法律が改正され、翌年の1996年から「海の日」が国民の祝日として始まりました。
そのため、「海の日はいつから祝日になったの?」と聞かれた場合は、1996年からと答えるのが正確です。
| 質問 | 海の日はいつから祝日? |
|---|---|
| 答え | 1996年から国民の祝日 |
| 補足 | 法律の改正は1995年、祝日として始まったのは1996年 |
ここで少しややこしいのが、法律の改正年と実際に祝日として始まった年が違うことです。
「1995年に法律が改正され、1996年から祝日になった」とセットで覚えておくと、流れがわかりやすくなります。
もともとは7月20日の祝日だった
海の日は、最初から現在のように「7月の第3月曜日」だったわけではありません。
1996年に祝日として始まったときは、7月20日に固定されていました。
これは、海の日の前身である「海の記念日」が7月20日だったことに関係しています。
もとの記念日の意味を引き継ぐ形で、最初は7月20日がそのまま「海の日」として祝日になりました。
覚え方
昔の海の日は7月20日。現在の海の日は7月の第3月曜日です。
そのため、親世代や祖父母世代では「海の日といえば7月20日」と覚えている人もいます。
一方で、現在のカレンダーでは海の日の日付が毎年変わるため、昔の情報と今の情報が混ざって混乱しやすい祝日でもあります。
現在は7月の第3月曜日に変わっている
現在の海の日は、7月の第3月曜日です。
これは、2003年からハッピーマンデー制度の対象になったためです。
ハッピーマンデー制度とは、一部の祝日を月曜日に移すことで、土曜日・日曜日・月曜日の3連休を作りやすくする制度です。
海の日もこの制度の対象になり、7月20日固定ではなく、7月の第3月曜日に変わりました。
そのため、現在の海の日は毎年同じ日付ではありません。年によって、7月15日ごろになることもあれば、7月21日ごろになることもあります。
注意ポイント
海の日は現在、日付固定ではありません。旅行や帰省、学校行事の予定を立てるときは、その年のカレンダーで確認しましょう。
海の日が祝日になった年と制度変更の流れ

海の日の歴史は、年表にするととてもわかりやすくなります。
「海の記念日として始まった時期」「国民の祝日になった時期」「現在の第3月曜日になった時期」は、それぞれ違います。
ここを整理しておくと、「海の日はいつから?」「昔は7月20日じゃなかった?」という疑問にも答えやすくなります。
| 年 | できごと | ポイント |
|---|---|---|
| 1941年 | 7月20日が「海の記念日」とされる | まだ国民の祝日ではない |
| 1995年 | 祝日法が改正される | 海の日が祝日として定められる |
| 1996年 | 7月20日が国民の祝日「海の日」になる | 海の日が祝日としてスタート |
| 2003年 | 7月の第3月曜日に変更される | ハッピーマンデー制度の対象になる |
1995年に祝日法が改正された
海の日が国民の祝日として定められたきっかけは、1995年の祝日法改正です。
祝日は、個人や団体が自由に決められるものではありません。国民の祝日としてカレンダーに載るには、法律で定められる必要があります。
海の日も、海に関係する団体などの働きかけを背景に、法律の改正を経て正式な祝日になりました。
このときに大切なのは、「1995年に法律で定められ、1996年から実際に祝日として始まった」という点です。
ここがポイント
海の日は、1995年の祝日法改正によって定められ、1996年から国民の祝日として始まりました。
1996年から「海の日」としてスタートした
1996年から、7月20日は正式に国民の祝日「海の日」としてスタートしました。
海の日には、海の恩恵に感謝し、海洋国である日本の繁栄を願うという意味があります。
日本は四方を海に囲まれた国です。食べ物、交通、貿易、観光、自然環境など、私たちの暮らしは海と深くつながっています。
普段の生活の中では、海とのつながりをあまり意識しないかもしれません。
しかし、スーパーで買う魚や海藻、海外から船で運ばれてくる商品、港や海運に関わる仕事など、海は私たちの暮らしをさまざまな面で支えています。
海の日は、そうした海の恵みや海に関わる人々の働きに目を向けるきっかけになる祝日です。
2003年からハッピーマンデー制度の対象になった
海の日は、2003年から7月の第3月曜日に変わりました。
これは、ハッピーマンデー制度の対象になったためです。
ハッピーマンデー制度によって、一部の祝日が月曜日に移されました。土日と合わせて3連休にしやすくするためです。
海の日もこの制度の対象になり、それまでの7月20日固定から、7月の第3月曜日へと変更されました。
この変更によって、現在の海の日は毎年日付が変わる祝日になりました。
年によって日付が変わる理由
現在の海の日は、「7月の第3月曜日」と決まっています。
つまり、「7月20日」のように日付で固定されているのではなく、「7月にある3回目の月曜日」という決まり方です。
そのため、7月1日が何曜日から始まるかによって、海の日の日付も変わります。
年によっては7月15日になることもあれば、7月21日になることもあります。
日付の確認方法
7月の月曜日を上から数えて、3回目の月曜日がその年の海の日です。
祝日名は同じでも、毎年日付が少しずつ変わるため、学校や仕事、旅行の予定を立てるときは最新のカレンダーを確認しましょう。
海の日のもとになった「海の記念日」とは
海の日の由来を知るうえで欠かせないのが、「海の記念日」です。
海の日は、まったく新しく作られた祝日ではありません。もともとあった「海の記念日」がもとになっています。
海の日と海の記念日の違い
海の記念日は、海の日の前身にあたる記念日です。
海の日は、その流れを受けて国民の祝日になったものです。
この違いを押さえておくと、「海の日は1996年からなのに、1941年という年も出てくるのはなぜ?」という疑問が解けます。
「海の記念日」は海の日の前身にあたる日
「海の記念日」は、現在の海の日の前身にあたる日です。
現在は「海の日」という祝日として知られていますが、その前には7月20日を海に関する記念日として大切にする流れがありました。
日本は海に囲まれた国であり、昔から海との関わりの中で暮らしや産業を発展させてきました。
海は、魚や貝、海藻などの食べ物をもたらすだけでなく、船で人や物を運ぶ道にもなってきました。
また、港町の発展や海外との交流にも、海は大きな役割を果たしています。
そうした海の大切さを意識する日として、「海の記念日」がありました。
1941年に7月20日が記念日とされた
7月20日が「海の記念日」とされたのは、1941年です。
この日付には、明治天皇が船での巡幸を終えて横浜港に戻った出来事が関係しています。
海の日の歴史を順番に見ると、次のようになります。
- 1876年、明治天皇が船での巡幸を終えて7月20日に横浜港へ戻る
- 1941年、7月20日が「海の記念日」とされる
- 1996年、7月20日が国民の祝日「海の日」になる
- 2003年、海の日が7月の第3月曜日になる
このように、海の日には長い歴史があります。
1996年に祝日として始まったものの、その背景には1876年の出来事や1941年の海の記念日があります。
祝日ではなく記念日として始まった
海の記念日は、現在のような国民の祝日ではありませんでした。
つまり、1941年に「海の記念日」ができた時点では、学校や会社が休みになる祝日ではなかったということです。
あくまで、海に関する記念日として始まりました。
その後、海の大切さを多くの人に知ってもらいたいという考えが広がり、国民の祝日「海の日」へとつながっていきました。
混同しやすいポイント
1941年にできたのは「海の記念日」です。国民の祝日「海の日」として始まったのは1996年です。
海の日の由来になった明治天皇の出来事
海の日の由来としてよく紹介されるのが、明治天皇の東北地方巡幸です。
「巡幸」という言葉は少し難しく感じるかもしれませんが、天皇が各地を訪れることを意味します。
海の日の由来では、明治天皇が船で巡幸を終え、横浜港へ戻った出来事が大きなポイントになります。
明治天皇が船で東北地方を巡幸した
1876年、明治天皇は東北地方を巡幸しました。
このとき、帰りの移動で船を使ったことが、海の日の由来と関係しています。
当時の日本は、明治時代に入って近代化が進んでいた時期です。鉄道や船、港などの交通や産業が発展していく中で、海上交通も重要な役割を持っていました。
この巡幸で使われた船として知られているのが、明治丸です。
明治丸は、当時の日本の海上交通や船の歴史を考えるうえでも大切な存在とされています。
やさしく言うと
海の日の由来には、明治天皇が船で旅をして、7月20日に横浜港へ戻った出来事が関係しています。
7月20日に横浜港へ戻ったことが由来とされる
明治天皇は、船での巡幸を終えて、7月20日に横浜港へ戻りました。
この7月20日という日付が、のちに「海の記念日」とされ、さらに国民の祝日「海の日」へとつながっていきました。
海の日の由来を説明するときは、次の流れで考えるとわかりやすいです。
- 明治天皇が東北地方を巡幸した
- 帰りに船を使った
- 7月20日に横浜港へ戻った
- その日が「海の記念日」の由来になった
- のちに「海の日」として祝日になった
子どもに説明する場合は、「昔、天皇が船で旅をして、7月20日に港へ戻ったことがもとになっているんだよ」と言うと伝わりやすいでしょう。
明治丸での航海は当時の海上交通を考えるうえで大切な出来事だった
海の日の由来は、単に「船に乗った日」というだけではありません。
明治時代は、日本が近代国家として大きく変わっていった時代です。
船や港、海上交通の発展は、人や物の移動、産業の発展、海外とのつながりにも関係していました。
明治天皇が明治丸で航海し、横浜港へ戻った出来事は、当時の海上交通を考えるうえで大切な出来事のひとつとされています。
そのため、海の日は「海で遊ぶ日」というだけでなく、日本と海との関わりを振り返る意味も持っています。
ここも知っておきたいポイント
明治丸での航海は、当時の海上交通や日本と海との関わりを考えるうえで大切な出来事とされています。
海の日はなぜ作られた?祝日に込められた意味

海の日が作られた理由は、海に感謝し、海とともに発展してきた日本の未来を願うためです。
国民の祝日に関する法律では、海の日には「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という意味があります。
少し難しい言い方ですが、やさしく言えば、海の恵みにありがとうを伝え、海に囲まれた日本の発展を願う日です。
海の日の意味を簡単に言うと
海に感謝する日であり、海とともに生きる日本の未来を考える日です。
海の恵みに感謝するため
海の日には、海の恵みに感謝するという意味があります。
私たちの暮らしの中には、海から受けている恵みがたくさんあります。
- 魚や貝、海藻などの食べ物
- 船で運ばれる物資
- 海辺の観光やレジャー
- 海の生き物や自然環境
- 港や海運に関わる仕事
普段の生活では、海とのつながりを意識する機会はそれほど多くないかもしれません。
けれども、食卓に並ぶ魚やわかめ、海外から届く日用品、旅行先の海辺の景色など、海はとても身近なところで暮らしを支えています。
海の日は、そんな海の恵みにあらためて感謝する日です。
海に囲まれた日本の発展を願うため
日本は、四方を海に囲まれた島国です。
昔から日本は、海を通じて人や物、文化を受け入れ、発展してきました。
船による輸送や貿易は、今も私たちの暮らしを支える大切な仕組みです。
海外から届く食べ物、衣類、家電、日用品なども、海上輸送と深く関わっています。
海の日には、海に囲まれた日本がこれからも豊かに発展していくことを願う意味があります。
単なる夏の休日としてだけでなく、海と社会のつながりを考える日として見てみると、海の日の意味がより深く感じられます。
海と暮らしのつながりを考える日でもある
海の日は、海と私たちの暮らしのつながりを考えるきっかけにもなります。
たとえば、スーパーに並ぶ魚、海辺の観光地、水族館、船で運ばれる商品、港で働く人たちなど、海に関係するものは身近にたくさんあります。
また、海の環境を守ることも大切です。
海辺にごみを残さない、プラスチックごみを減らす、海の生き物を大切にするなど、日常の中でできることもあります。
子どもと一緒に海の日について話すなら、「海にありがとうをする日」「海をきれいに大切にする日」と伝えると、自然に理解しやすくなります。
家庭で話しやすい一言
「海の日は、海の恵みにありがとうを伝える日なんだよ」と話すと、子どもにもわかりやすいです。
海の日は誰が作った?制定までの中心になった動き
「海の日は誰が作ったの?」という疑問もよくあります。
ただし、海の日は「この人が1人で作った」と言い切れる祝日ではありません。
海に関係する人たちの働きかけや、国会での法律改正を経て、国民の祝日として定められました。
結論
海の日は、特定の1人が作った祝日ではなく、海事関係者などの働きかけを背景に、法律の改正によってできた祝日です。
誰か1人が作った祝日ではない
海の日は、特定の1人が作った祝日ではありません。
国民の祝日は、法律によって定められるものです。
そのため、海の日も最終的には国会で法律が改正され、正式な国民の祝日になりました。
もちろん、そこに至るまでには、海の大切さを広く知ってもらいたいという思いや、祝日化を求める動きがありました。
しかし、「海の日を作ったのは誰?」という問いに対して、特定の1人の名前だけを答えると、少し単純化しすぎてしまいます。
そのため、海の日は「海事関係者などの働きかけと、祝日法の改正によってできた祝日」と考えるとわかりやすいです。
海事関係者による祝日化の働きかけがあった
海の日が祝日になるまでには、海事関係者を中心とした働きかけがありました。
海に関する仕事や活動に関わる人たちは、海の大切さを広く知ってもらうために、「海の記念日」を国民の祝日にしようとする動きを進めていきました。
海運、港、船、漁業、海上安全など、海に関わる分野はとても広いです。
こうした海に関わる人たちの思いが、祝日化の流れにつながっていきました。
海の日は、海に関わる人たちの活動や願いが形になった祝日ともいえます。
最終的には国会で法律が改正されて祝日になった
国民の祝日は、国民の祝日に関する法律で定められています。
海の日も、法律が改正されたことで正式な祝日になりました。
1995年に法律が改正され、1996年から7月20日が「海の日」として国民の祝日になりました。
その後、ハッピーマンデー制度によって、2003年からは7月の第3月曜日になっています。
このように、海の日には「海の記念日としての歴史」と「法律による祝日化」の両方があります。
| 視点 | 説明 |
|---|---|
| 由来 | 明治天皇が7月20日に横浜港へ戻った出来事 |
| 前身 | 1941年に始まった「海の記念日」 |
| 祝日化 | 1995年の法改正、1996年から国民の祝日 |
「特定の個人が作った」とは言い切れない
海の日は、特定の個人がひとりで作った祝日とは言い切れません。
提唱や運動に関わった人や団体はありますが、国民の祝日として成立したのは法律の改正によるものです。
そのため、海の日の制定までの流れは、次のように整理するとわかりやすいです。
- 海事関係者などの働きかけを背景に祝日化が進んだ
- 最終的には国会で祝日法が改正され、国民の祝日になった
- 特定の1人だけが作った祝日ではない
「誰が作ったの?」という疑問に対しては、ひとりの人物名だけで答えるよりも、祝日化までの流れを知ることが大切です。
注意
海の日は、特定の個人がひとりで作った祝日ではなく、海事関係者などの働きかけと法律改正によってできた祝日です。
海の日が7月20日から第3月曜日に変わった理由
海の日は、もともと7月20日でした。
しかし現在は、7月の第3月曜日です。
この変更には、ハッピーマンデー制度が関係しています。
ここを知っておくと、「昔は7月20日だったのに、なぜ今は違うの?」という疑問が解けます。
ハッピーマンデー制度で3連休を作るため
海の日が7月20日から7月の第3月曜日に変わった大きな理由は、3連休を作りやすくするためです。
ハッピーマンデー制度では、一部の祝日を月曜日に移すことで、土曜日・日曜日・月曜日の連休にしやすくしています。
海の日もこの制度の対象になったため、2003年から7月の第3月曜日になりました。
そのため、現在の海の日は「日付」で決まる祝日ではなく、「曜日」で決まる祝日です。
ポイント
昔の海の日は7月20日。現在の海の日は7月の第3月曜日です。
3連休になり、旅行やレジャーの予定を立てやすくなった
海の日が月曜日になったことで、多くの年で土曜日・日曜日・月曜日の3連休になります。
3連休になると、旅行や帰省、レジャーの予定を立てやすくなります。
海の日は7月にあるため、海水浴や夏の旅行、家族でのお出かけと重なりやすい祝日です。
子どもの夏休み前後の時期でもあり、「海の日が来ると夏が始まる」と感じる人も多いでしょう。
ただし、海の日は遊ぶためだけの祝日ではありません。
本来は、海の恵みに感謝し、海と日本のつながりを考える日です。
海辺に出かける場合は、ごみを持ち帰る、危険な場所に近づかない、天候や波の状態に気をつけるなど、海を大切にしながら安全に楽しむ意識も大切です。
お出かけ前のひとこと
海の日に海へ行くなら、楽しい予定とあわせて、海をきれいに使うことや安全に過ごすことも意識したいですね。
昔の日付と今の日付が違うため混乱しやすい
海の日は、昔の日付と今の日付が違うため、混乱しやすい祝日です。
昔は7月20日固定でしたが、現在は7月の第3月曜日です。
そのため、親世代や祖父母世代では「海の日は7月20日」と覚えている人もいます。
一方で、今のカレンダーでは毎年日付が変わるため、子どもに説明するときは少し補足すると伝わりやすいです。
たとえば、次のように説明できます。
子どもへの説明例
「昔は7月20日だったけれど、今は3連休にしやすいように7月の第3月曜日になったんだよ。」
このように言うと、日付が変わった理由まで自然に伝えられます。
海の日は毎年いつ?2026年以降の日付の考え方
現在の海の日は、毎年「7月の第3月曜日」です。
そのため、日付は年によって変わります。
2026年以降も、基本的にはこの考え方で確認できます。
2026年の海の日
2026年の海の日は、7月20日(月)です。
2026年は、現在のルールである「7月の第3月曜日」と、もともとの海の日だった「7月20日」が重なる年です。
現在は7月の第3月曜日
海の日は、現在、7月の第3月曜日です。
カレンダーで確認するときは、7月の月曜日を上から数えて3回目の月曜日を見れば、その年の海の日がわかります。
たとえば、7月の第1月曜日、第2月曜日、第3月曜日と数えていき、第3月曜日にあたる日が海の日です。
2026年は、7月20日が第3月曜日にあたります。
このように、年によっては昔の海の日だった7月20日と、現在の第3月曜日が重なることもあります。
一方で、毎年必ず7月20日になるわけではありません。7月15日ごろになる年もあれば、7月21日ごろになる年もあります。
毎年日付は変わるが曜日は月曜日
海の日は毎年日付が変わりますが、曜日は月曜日です。
そのため、多くの年で土日と合わせて3連休になります。
家族旅行、帰省、夏休み前の予定、学校行事などを考えるときは、「7月の第3月曜日」を目安にすると確認しやすいです。
ただし、学校や自治体の行事予定は地域によって異なります。
祝日そのものは同じでも、学校の振替休日や地域行事、会社の休業日はそれぞれ違う場合があります。
予定を立てるときは、国民の祝日だけでなく、学校や勤務先のカレンダーもあわせて確認しておくと安心です。
カレンダーで確認するときの注意点
海の日をカレンダーで確認するときは、古い情報を見ないように注意しましょう。
昔の資料や古い記事では、「海の日は7月20日」と書かれている場合があります。
これは、2002年までの海の日が7月20日だったためです。
現在の基本ルールは、7月の第3月曜日です。
また、インターネットで調べる場合も、古い情報がそのまま残っていることがあります。
旅行や帰省、学校行事など大切な予定に関わる場合は、最新のカレンダーや公式情報を確認するのがおすすめです。
注意
「海の日=7月20日」と書かれている情報は、現在の基本ルールとは違う場合があります。
東京五輪の年など一部例外があった年もある
海の日は基本的に7月の第3月曜日ですが、一部の年では特例で日付が移動したことがあります。
たとえば、東京オリンピック・パラリンピックに関連して、祝日が通常とは違う日付に移動した年がありました。
このような特例は、毎年あるものではありません。
普段は「7月の第3月曜日」と考えれば問題ありませんが、特別な事情がある年は、国や自治体のカレンダーで確認しておくと安心です。
そのため、基本的には「海の日は7月の第3月曜日」と覚えておき、特別な年だけ日付が変わることもあると知っておくと安心です。
海の日と山の日の違いを比較
海の日と似た祝日に「山の日」があります。
どちらも自然に関する祝日ですが、日付や意味には違いがあります。
海の日は海の恵みに感謝する日、山の日は山に親しみ、山の恩恵に感謝する日です。
| 祝日 | 日付 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 海の日 | 7月の第3月曜日 | 海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日 | 日付が毎年変わる |
| 山の日 | 8月11日 | 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日 | 基本的に日付固定 |
海の日は7月の第3月曜日
海の日は、7月の第3月曜日です。
ハッピーマンデー制度の対象になっているため、毎年日付が変わります。
7月中旬ごろにあることが多く、夏の始まりを感じやすい祝日です。
海水浴や旅行のイメージもありますが、本来は海の恵みに感謝し、日本と海との関わりを考える日です。
子どもに説明するときは、「海にありがとうをする日」と伝えるとわかりやすいでしょう。
山の日は基本的に8月11日
山の日は、基本的に8月11日です。
海の日とは違い、山の日は日付が固定されている祝日です。
山の日には、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という意味があります。
夏休み期間中にあるため、登山やキャンプ、自然体験などを思い浮かべる人も多いでしょう。
ただし、山の日も海の日と同じように、単に遊びに出かける日というだけではありません。
山の自然や水、森林、生き物など、私たちの暮らしを支えている自然に目を向ける日でもあります。
どちらも自然に親しむ意味を持つ祝日
海の日と山の日は、どちらも自然に親しむ意味を持つ祝日です。
海の日は海の恵みに感謝する日、山の日は山の恵みに感謝する日です。
どちらも、自然が私たちの暮らしを支えていることを考えるきっかけになります。
海や山に出かけるだけでなく、自然を守ることや、安全に楽しむことを家族で話す日としてもよいですね。
家族で話したいテーマ
- 海や山の自然を大切にするにはどうしたらよいか
- ごみを持ち帰ることの大切さ
- 自然の中で安全に遊ぶためのルール
- 食べ物や水が自然とつながっていること
海の日は日付が動き、山の日は日付固定という違いがある
海の日と山の日の大きな違いは、日付の決まり方です。
海の日は7月の第3月曜日なので、毎年日付が変わります。
一方、山の日は基本的に8月11日で、日付が固定されています。
この違いを知っておくと、「なぜ海の日は毎年違うのに、山の日は8月11日なの?」という疑問にも答えやすくなります。
どちらも自然に関する祝日ですが、日付の決まり方には違いがあると覚えておくとよいでしょう。
子どもに海の日を説明するならどう言えばいい?

海の日の由来は、歴史や法律の話が入るため、子どもに説明しようとすると少し難しく感じるかもしれません。
子どもに伝えるときは、年号や制度を細かく話すよりも、「海にありがとうをする日」と考えるとわかりやすいです。
子ども向けの基本説明
海の日は、海の恵みにありがとうを伝える祝日です。日本は海に囲まれていて、食べ物や船の運送など、たくさんのことで海に支えられています。
小学生向けのわかりやすい説明例
小学生に説明するなら、次のような言い方がおすすめです。
説明例
「海の日は、海の恵みにありがとうを伝える祝日だよ。日本は海に囲まれた国で、魚や船の運送、海の自然など、いろいろな形で海に支えられているんだよ。」
少し詳しく説明するなら、次のように続けてもよいでしょう。
もう少し詳しい説明例
「もともとは7月20日の海の記念日がもとになっていて、1996年から国民の祝日になったんだよ。今は7月の第3月曜日になっているよ。」
小学生の場合は、次の3点を伝えると理解しやすいです。
- 海の日は海に感謝する日
- 日本は海に囲まれた国
- 昔は7月20日だったが、今は7月の第3月曜日
自由研究や学校の発表で使う場合は、由来や年号も入れると内容がしっかりします。
幼児にも伝えやすい簡単な言い方
幼児に伝えるなら、もっと短くやさしい言葉で大丈夫です。
難しい年号や法律の話は無理に入れず、「海にありがとうをする日」と伝えるとわかりやすいです。
幼児向けの説明例
「海の日は、海にありがとうをする日だよ。お魚がとれたり、船が走ったり、海はみんなの暮らしを助けてくれているんだよ。」
まだ歴史や法律の話が難しい年齢なら、詳しく説明しすぎなくても大丈夫です。
海の写真を見たり、魚を食べるときに「海から来たんだね」と話したりするだけでも、海を身近に感じるきっかけになります。
水族館に行ったり、海の絵本を読んだりするのも、海の日を自然に感じられる過ごし方です。
自由研究や家庭学習で使えるまとめ方
自由研究や家庭学習で海の日をまとめるなら、次のような流れにすると書きやすいです。
- 海の日はいつか
- いつから祝日になったか
- もとの「海の記念日」とは何か
- なぜ海の日が作られたのか
- 海の日に自分ができること
最後に、自分の考えを書くと、まとめとして自然です。
たとえば、次のような内容です。
- 海をきれいにするために、ごみを持ち帰りたい
- 海の生き物を大切にしたい
- 魚や海藻を食べるときに、海の恵みに感謝したい
- 海で遊ぶときは、安全に気をつけたい
海の日は、歴史だけでなく、環境や暮らしにもつながるテーマです。
そのため、家庭学習や自由研究でも扱いやすい祝日のひとつです。
自由研究のまとめ例
海の日は、海の恵みに感謝し、海に囲まれた日本の発展を願う祝日です。これからは海をきれいに使い、海の生き物や自然を大切にしたいと思いました。
海の日に関するよくある疑問
ここからは、海の日についてよくある疑問をまとめて紹介します。
短く確認したいときや、子どもに聞かれたときの答え方としても参考にしてください。
ここでわかること
- 海の日は昔から祝日だったのか
- なぜ夏にあるのか
- 何をする日なのか
- 日本だけの祝日なのか
- 7月20日はもう海の日ではないのか
海の日は昔から祝日だったの?
海の日は、昔から国民の祝日だったわけではありません。
もともとは「海の記念日」という記念日があり、1996年から国民の祝日になりました。
そのため、「海の日が祝日になったのはいつ?」という質問には、1996年と答えるのが正確です。
ただし、海の日の前身である「海の記念日」は1941年からあります。
このため、海の日について調べると「1941年」と「1996年」の両方が出てくることがあります。
| 1941年 | 海の記念日ができた年 |
|---|---|
| 1996年 | 海の日が国民の祝日になった年 |
海の日はなぜ夏にあるの?
海の日が夏にあるのは、由来となった日が7月20日だったためです。
明治天皇が船での巡幸を終えて横浜港に戻った日が7月20日で、その日が「海の記念日」とされました。
その流れから、海の日も7月の祝日になっています。
現在は7月の第3月曜日なので、夏休み前後の時期と重なることも多いです。
海水浴や旅行のイメージが強いのも、7月という季節と関係しているでしょう。
ただし、海の日の本来の意味は、海で遊ぶことだけではありません。
海の恵みに感謝し、海に囲まれた日本の発展を願う日です。
海の日は何をする日なの?
海の日は、海の恵みに感謝し、海に囲まれた日本の発展を願う日です。
特別に何かをしなければいけない日ではありません。
身近な過ごし方としては、次のようなものがあります。
- 海や水族館に出かける
- 魚料理や海藻を食べる
- 海の生き物について調べる
- 海のごみ問題について家族で話す
- 海辺で遊ぶときの安全ルールを確認する
小さな子どもがいる家庭なら、海の絵本を読んだり、水族館に行ったりするのも、海の日らしい過ごし方です。
海に出かけなくても、食卓や本、ニュースなどを通して海について考えることはできます。
家でできる海の日の過ごし方
- 魚料理を食べながら海の話をする
- 海の絵本や図鑑を読む
- 水族館や海の動画を親子で見る
- 海をきれいにするためにできることを考える
海の日は日本だけの祝日なの?
海に関する記念日やイベントは、海外にもあります。
ただし、日本の「海の日」のように、海に感謝する日を国民の祝日としている例は珍しいとされています。
日本の海の日は、海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う祝日です。
日本は海に囲まれた国であり、海運や漁業、貿易、観光など、海との関わりがとても深い国です。
そのため、海の日は日本らしい祝日のひとつといえるでしょう。
海外にも海に関する日がある場合がありますが、制度や意味は国によって異なります。
7月20日はもう海の日ではないの?
現在の海の日は、基本的に7月20日ではありません。
現在は7月の第3月曜日です。
ただし、海の日の由来となった「海の記念日」は7月20日です。
そのため、歴史的な意味では7月20日が大切な日であることに変わりはありません。
また、年によっては7月20日が第3月曜日にあたり、現在の海の日と重なることもあります。
たとえば、2026年の海の日は7月20日(月)です。
覚え方
昔は7月20日が海の日。現在は7月の第3月曜日。年によっては、7月20日と重なることもあります。
まとめ
海の日は、1996年から国民の祝日になった日です。
もともとは、7月20日の「海の記念日」がもとになっています。
海の記念日は、明治天皇が船での巡幸を終えて、7月20日に横浜港へ戻った出来事に由来するとされています。
その後、海に関係する人たちの働きかけなどを経て、1995年に法律が改正され、1996年から国民の祝日「海の日」として始まりました。
最初は7月20日に固定されていましたが、2003年からはハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜日になっています。
この記事のまとめ
- 海の日が祝日になったのは1996年
- もともとは7月20日の「海の記念日」が由来
- 現在は7月の第3月曜日
- 2003年からハッピーマンデー制度の対象になった
- 海の恵みに感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日
- 特定の1人が作ったというより、海事関係者などの働きかけと法律改正でできた祝日
海の日には、海の恵みに感謝し、海に囲まれた日本の発展を願う意味があります。
夏の連休として楽しむだけでなく、海と暮らしのつながりや、海を大切にする気持ちについて考えるきっかけにしたいですね。
子どもに説明するときは、「海の日は、海にありがとうをする日」と伝えるとわかりやすいです。
海へ出かける日として楽しむのはもちろん、魚を食べたり、水族館に行ったり、海の生き物や環境について話したりするのも、海の日らしい過ごし方です。
最後に
海の日をきっかけに、身近な海の恵みや自然の大切さについて、家族で少し話してみるのもおすすめです。